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No.52新着 NHK新人落語大賞 1972年のコンクールから、二ツ目の登竜門へ

NHK新人落語大賞は、1972年のNHK新人落語コンクールに始まる。1986年に漫才と統合、1990年に新人演芸大賞となり、2014年に落語部門が独立した。2025年度の大賞は春風亭一花。

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登録日時
2026年10月31日 09:43
出典を確かめた日
2026年10月31日
分野
賞と番組
立場
事実・データ
タグ
テレビ新着落語会・ホール新着上方落語新着江戸落語新着女性落語家新着数字・統計新着
芸人・番組
NHK新人落語大賞、NHK新人演芸大賞、春風亭一花、桂二葉、柳家喬太郎、春風亭一之輔
資料の種類
事典・概説
年代
1972〜2025年

本文と出典

あらまし

NHK新人落語大賞は、入門15年未満のプロの落語家を対象にした、NHK主催の賞である。東京では二ツ目、大阪では二ツ目または同程度の芸歴が出場の条件になる。優勝者には記念トロフィーと賞金50万円が贈られる。
今の名前になったのは2014年で、それ以前は、漫才などと一緒の「NHK新人演芸大賞」の落語部門だった。名前の移り変わりが分かりにくいので、年を追って整理する。

主なできごと

・1972年 「NHK新人落語コンクール」が始まる。第1回の最優秀賞は柳家小三太の『時そば』
・1986年 「NHK漫才コンクール」と統合し、「NHK新人演芸コンクール」に
・1990年 「NHK新人演芸大賞」に改称
・1994年 再び、落語と演芸の部門別の選考に
・2014年 落語部門が「NHK新人落語大賞」として独立。演芸部門は「NHK新人お笑い大賞」に
・2021年 桂二葉が女性として初めて大賞を受ける(報道の見出しによる)
・2025年 10月25日、NHK大阪ホールで開かれ、春風亭一花が『厩火事』で大賞

くわしく 名前と統合

ウィキペディアの記述では、NHK漫才コンクールは1957年に始まり、1986年に新人落語コンクールと統合された。新人演芸大賞の記事には1956年とする記述もあり、漫才側の開始年は資料の中で食い違う。
1989年に部門別の選考は一度やめ、1994年に復活した。このため、1990年代の新人演芸大賞では、落語部門と演芸部門の両方に受賞者がいる。

くわしく 審査と予選

予選は一般には公開されない。コロナ禍の2020年から映像による一次審査が導入され、2022年は全出場者のスタジオ審査に戻り、2023年からまた映像の一次審査になった。2025年の一次予選には、東京と大阪を合わせて121名が参加したとある。本選の審査員は落語家、文化人、タレント、アナウンサーなどである。

くわしく 歴代の大賞

新人落語大賞になってから、2025年度までの大賞は次のとおり。
2014年 春風亭朝也、2015年 桂佐ん吉、2016年 桂雀太、2017年 三遊亭歌太郎、2018年 桂三度、2019年 桂華紋、2020年 笑福亭羽光、2021年 桂二葉、2022年 立川吉笑、2023年 桂慶治朗、2024年 桂三実、2025年 春風亭一花。
それ以前の新人演芸大賞の落語部門では、1990年代に桂平治(現桂文治)、柳家三太楼(現三遊亭遊雀)、柳家喬太郎など、2000年代に林家彦いち、古今亭菊之丞など、2010年代に春風亭一之輔、桂宮治らが受けている。

くわしく 演目と受賞者の傾向

新人落語大賞の大賞演目は、2014年の『やかんなめ』、2015年の『愛宕山』、2016年の『代書』、2017年の『磯の鮑』、2018年の『心と心』、2019年の『ふぐ鍋』、2020年の『ペラペラ王国』、2021年の『天狗刺し』、2022年の『ぷるぷる』、2023年の『いらち俥』、2024年の『早口言葉が邪魔をする』、2025年の『厩火事』と記される。古典に混じって、新作も大賞を取っている。
2025年は、準優勝が立川かしめだった。東京の噺家と大阪の噺家が交互に大賞を取る傾向があるかどうかは、出典では確かめていない。2026年の審査員には、柳家権太楼、桂文珍、笑福亭鶴光、露の都、立川志らくらの名が挙がっている。

なぜ受けたのか

二ツ目の若手にとって、全国放送で高座を見せる数少ない機会であり、賞のあとに真打昇進や人気につながる例が多い。出場者の顔ぶれが東京と大阪の両方からそろい、東西の落語を一度に見られる点も、番組の魅力として挙がると考えられる。

評価の分かれる点

受賞者の演目や審査には、毎年さまざまな意見が出る。2025年度では、同点のため決選投票になったとする記事と、4票を得て決まったとする観戦記があり、票の表現は資料によって異なる。

くらさんの考察

東京では「二ツ目」、大阪では「二ツ目または同程度」という条件の書き方は、東西で昇進の仕組みが違うことの表れと考えられる。

ジージへの問いかけ

・ジージは若手の落語家が競う番組を見たことがありますか。
・のちに有名になった噺家で、若いころの姿を覚えている人はいますか。
・賞をもらうと、噺家の芸は変わると思いますか。

確かめられなかった点

NHKの公式ページは開けず、落語協会の発表とウィキペディアで確かめた。2026年度の大賞は、ウィキペディアの記述の範囲では結果が確認できなかった。

出典

・ウィキペディア NHK新人落語大賞 https://ja.wikipedia.org/wiki/NHK新人落語大賞
・ウィキペディア NHK新人演芸大賞 https://ja.wikipedia.org/wiki/NHK新人演芸大賞
・落語協会 令和7年度NHK新人落語大賞 大賞受賞 https://www.rakugo-kyokai.jp/news/rgwyde-3ta99

この記事を読んで浮かんだ疑問は、運営者ジージが落語QAでくらさんに質問し、答えをそこに載せていきます。