演目このタグの資料 15 本

  1. 三代目桂米朝 消えかけた上方落語を、記録と研究で立て直した人新着No.93

    戦後に衰えていた上方落語を、上方落語四天王の一人として立て直した桂米朝。滅びかけた噺の復活と、録音・著作による記録に力を注ぎ、1996年に人間国宝となった。

  2. 五代目古今亭志ん生と二人の息子 昭和の名人と、馬生・志ん朝の道新着No.92

    五代目志ん生は何度も改名を重ね、戦後に名人となった。長男の十代目馬生は人情噺、次男の三代目志ん朝は華のある芸で、それぞれ別の道を築いた。

  3. 三遊亭円朝 扇一本の素噺と、速記本が運んだ明治の話し言葉新着No.91

    幕末から明治にかけて活躍した初代三遊亭円朝は、怪談噺・人情噺を自作し、道具を使わない素噺へ移った。『怪談牡丹灯籠』の速記本(1884年)は、明治の言文一致体への影響が語られてきた。

  4. 死神 ろうそくの火と医者になった男新着No.86

    死神に教わって医者になった男が、欲に目がくらんで命のろうそくの前に連れて行かれる噺。ヨーロッパの死神譚を三遊亭円朝が翻案したとされ、原話はグリム童話説とイタリア歌劇説に分かれる。サゲは演者によって複数の型がある。

  5. 地獄八景亡者戯 あの世めぐりの上方の大ネタ新着No.85

    魚にあたって死んだ男があの世を旅する、一時間近い上方の大ネタ。起源は小咄に求められ、現在の形は三代目桂米朝が戦後に再構築したものが土台になった。サゲは薬の名にかけた言葉遊びで、枝雀はこれを変えた。

  6. 時そば 一文をごまかす夜のそば屋新着No.84

    夜そば屋で代金を数えながら時刻を聞き、一文をごまかす男と、それを真似して失敗する男の噺。上方の「時うどん」を三代目柳家小さんが江戸に移したとされ、原話は江戸の笑話本に求められる。江戸時代の時刻の数え方が仕掛けの鍵になる。

  7. らくだ 乱暴者の弔いと、くず屋の豹変新着No.83

    河豚にあたって死んだ乱暴者の弔いに、通りがかりのくず屋が巻き込まれる噺。上方の「駱駝の葬礼」を三代目柳家小さんが東京へ移した。酒が入ると立場が入れ替わる後半が見せ場で、東西で死骸の運び方が違う。

  8. 文七元結 身投げを止めた左官の五十両新着No.82

    博打好きの左官が、娘の身売りで得た五十両を、身投げしようとした若者に渡す人情噺。三遊亭円朝の作とされ、六代目圓生、八代目正蔵、志ん生、志ん朝らが、長兵衛の気持ちの描き方を変えて演じてきた。

  9. 芝浜 酒と夫婦の人情噺新着No.81

    酒好きの魚屋と妻の一年を描く、年の瀬の定番の人情噺。三遊亭円朝の三題噺とされるが作者は確定していない。三代目桂三木助が現在の型の土台を作り、志ん生・志ん朝・談志らが妻の描き方や浜の場面を変えて受け継いだ。

  10. 落語のオチ(サゲ)の種類 地口オチと考えオチを軸に新着No.35

    落語の締めくくりであるサゲは、地口落ちと考え落ちの二つが大きな分類とされる。細かい十二種の呼び名と、二代目桂枝雀の四分類を、中身の全文には触れずに説明する。

  11. 上方落語と江戸落語の違い 見台・小拍子・ハメモノは、辻噺の名残新着No.33

    上方落語には見台・小拍子・膝隠しの道具とはめものがあり、江戸には前座・二つ目・真打の身分がある。違いの背景として、辻噺と座敷噺という起こりの違いが語られる。

  12. 人情噺・怪談噺・滑稽噺 笑わせる噺と、しみじみ聴かせる噺の分け方新着No.32

    古典落語は、滑稽噺と人情噺を基本に、怪談噺と芝居噺を加えて分けることが多い。それぞれの特徴と、代表的に挙げられる演目を出典に沿って整理する。

  13. 古典落語と新作落語 「古典」という呼び名は、ホール落語とともに広まった新着No.31

    古典落語は、江戸から明治に原型ができ、戦前までに演出が固まった演目を指すことが多い。ただし境界はあいまいで、作者の分かる圓朝作品も古典に数えられる。新作落語の系譜を、確かめられた範囲でたどる。

  14. 1970〜80年代の落語 テレビの笑いと、協会の分裂新着No.6

    1966年に始まった『笑点』は、初代司会の立川談志のもとで落語家の大喜利を茶の間に広げた。上方では米朝・松鶴ら四天王が復興を進め、東京では1978年に落語協会の分裂騒動、1983年には立川流の創設が起きた。

  15. 起こり〜江戸前期の落語 説教の笑い話が、辻の見世物になった新着No.1

    落語の始まりは、京都の説教僧・安楽庵策伝がまとめた笑話集『醒睡笑』(1623年成立)に置かれることが多い。元禄のころには京・大坂・江戸でそれぞれ、辻や座敷で噺を聞かせて銭を取る者が現れ、職業としての噺家の原型ができた。ただし、その後は約100年の停滞がある。

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